日本でも大人気のリゾート地と知られる沖縄でのアルバイト(リゾートバイト)ですから、楽しいことは沢山ありますが、逆に実際に行ってみないとわからない苦労もあります。
期間限定とはいえ、慣れない地へ移住するということなので、その土地ならではの地域性や文化があります。
特に沖縄は日本でも独特の文化や風習、県民性があるので合わずに帰っていく人もいたります。
そこでこの記事では、管理人が実際に沖縄のリゾバで体験した、良かったことと苦労したことについてご紹介いたします。
沖縄のリゾートバイトで良かったこと
綺麗な海が思う存分満喫できた
私がリゾートバイトとして働いた場所が沖縄県北部の本当に何もない海が綺麗な場所ということもあり、毎日のように綺麗な海を堪能できました。
ホテルの敷地内に寮があったので、海まで徒歩3分という夢のような環境でした。
仕事終わりや休みはすぐに海に行ってシュノーケリングしたり釣りしたりと本当に楽しかった思い出があります。
沖縄本島でも離島でも、沖縄は基本的には海がすぐ近くなので海が好きな方は沖縄のリゾートバイトはおすすめですよ。
リゾバだから気楽
リゾートバイトなので働く側としてはそれほどプレッシャーなどはなく、毎日気楽だったりします。
東京で働いていた時のような重圧やストレスはほぼなくなりました。
もちろん仕事なので仕事中はしっかりやらなければならないし、慣れない環境での仕事なので当然怒られたりもしますが・・・。
でも仕事が終われば自分の時間が楽しめるのでストレスも少なかったかな。
アルバイトということもあると思いますが、沖縄は温暖な気候+ゆるい雰囲気のせいか気楽でした。
リゾバだからできる出会いも多かった
リゾートバイトには自分と同じような目的の人が全国各地から働きに来ています。
普段はなかなか知り合うことがないような人ともリゾバがきっかけで友達になることも多いです。
契約期間が終了すると帰ってしまう人も多いですが、仲良くなった友達はその後も関係が続くので、ある日再開できることも多かったりします。
また、地元の人と知り合う機会も多く、大好きな沖縄に深い友達ができることも多いと思います。
私も実際に地元の人に良くしてもらって、飲み会やキャンプなどにも誘ってもらった経験があります。
これは間違いなく観光ではできない体験なので、リゾートバイトをする方は地元の人や同じ従業員の人たちと仲良くなってくださいね。
意外にお金が貯まった
私がリゾバで働いていた時は時給が650円(当時の沖縄での最低時給)くらいでした。
今となっては考えられない時給ですが、それでも不思議とお金は貯まっていったんですよね。
理由は3つ。
・寮(個室)が無料だった。
・1日2回の食費が格安だった。
・周辺に何もなかったのでお金を使うことがなかった。
まず大きかったのが個室寮が無料だったこと。
普通、家賃は大きな負担となりますが、これが無料だったのでその分節約することができました。
さらに私が働いていた寮には従業員用の食堂があったため1日2回の食事が格安でした。
たしか1回あたりの食事が250円くらいだったかな?
つまり、1日500円くらいで何とか生活ができたので、収入は低いですが自然とお金が貯まっていったというわけですね。
また、沖縄県北部には名護市という比較的大きな街がありますが、働いていたホテルから車で50分くらいかかったので行く機会があまりなかったのでお金を使う機会がなかったこともお金が貯まる要因となりました。
沖縄のリゾートバイトは、お金を使って楽しむというよりは沖縄の自然を楽しむ機会が多いので、そこまでお金を使わなくても十分楽しめます。
シュノーケリングならお金はかかりませんしね。
沖縄のリゾートバイトで苦労したこと
最初は孤独
リゾートバイトは職場だけでなく住む場所や環境も全てが「初めて」です。
近くに友達や家族はいないので孤独です。
そんな中ですぐに仕事がスタートします。
おそらく慣れない環境ですので怒られたり、忙しかったりと大変な場合もあると思います。
人にもよりますが、長くて一週間くらいは孤独に感じるかもしれませんが、同じくリゾバで来ているスタッフも多いので自然と友達ができると思うので安心してくださいね。
私は性格的になかなか友達ができなかったですが、職場の先輩が遊びに連れて行ってくれたので馴染むことができましたよ。
また、リゾートバイトは友人同士で応募して、同じホテルで働くケースも多かったので、孤独が嫌いな人は友達と一緒にリゾートバイトに応募してみましょう。
移動範囲が限られる
人によっては車ごと沖縄に来て働くことありますが、短期間の契約だと輸送費がかかる車を持ってくるのは負担になります。
ほとんどの人が移動手段がないことになりますが、沖縄は鉄道がなく完全な車社会。車がないと移動手段がバスかタクシーになってしまいます。
私が働いていた沖縄県北部は車がないとどこにも行けないエリアでしたので、近くのコンビニくらいしかなく買い物はなかなかできない状況でした。
なので友達や同じスタッフの方に乗せてもらって買い物するような形になりました。
ただ、那覇市内であれば買い物するお店や飲食店もたくさんあるので、働くエリアによっては不自由はないでしょう。

不思議と今は良かった思い出しか残っていない。
苦労したこともありますが、今となっては良い思い出しか残っていないのが不思議です。
私の場合、リゾートバイト期間も含めて7年間沖縄に住んでいたので、第二の故郷のような感覚でたまに沖縄へ遊びに行きます。
リゾートバイトのように住みながら働いてみると、色々な意味で深く沖縄を知ったり体感することができるので、沖縄が好きな人はリゾートバイトという選択肢もアリだと思いますよ。